太陽メディケアサービスに入社したきっかけを教えてください。

専門学校を卒業して1年ほど特別養護老人ホームで勤務していましたが、事情があって退職し、その後10年間は介護業界を離れていました。離れている期間は長かったものの、資格を保有していたこともあり「いつかは介護業界に戻りたい」と考えていました。

応募のきっかけは、自宅から勤務地がとても近かったことです。ただ、10年のブランクが気がかりだったので、面接時にその不安を相談したところ「ブランクがあってもしっかりサポートするから大丈夫だよ」と背中を押してもらえたので、安心して入社を決意できました。

実際、職員の方々にあたたかく受け入れていただき、ブランクがあってもスムーズに働けています。

普段はどのようなお仕事をしていますか？

普段は利用者の方の排泄介助や入浴・食事の介助、移動介助を行っています。また、デイサービス特有のサービスとして、利用者の方の送迎もしています。送迎時には道路に大きな車を停めることになるので、特に狭い道では周りの家の方々への配慮も意識しています。

他の職場では珍しい“サポーター制度”について教えてください。

太陽メディケアサービスでは、食事の配膳やレクリエーションなどの業務を介護職員以外が担当する“サポーター制度”を導入しています。サポーターの種類は4つ。部屋の掃除や買い物などを担当する「リビサポ」、食事の配膳や片付けなどを担当する「イートサポ」、レクリエーションを担当する「コミサポ」、入浴介助を手伝う「バスサポ」がいます。

介護業務の中から無資格者でも対応できる業務を細分化し、サポーターの方々に依頼しています。近年はフルタイムの介護士が集まりにくく、ひとり一人の負担が増えてきています。その中で「働ける時間だけ働きたい」という短時間勤務を希望する方に切り分けた業務を依頼して、介護士には本来の仕事に集中してもらおうというのが導入のきっかけです。

 “サポーター制度”を導入して変わったことはありますか？

一番大きいのは、やはり本来自分がやるべき業務に集中できるようになったことですね。直接介助が必要な業務に時間を割けるようになったので、今までよりも更にひとり一人に寄り添った丁寧な対応ができています。

職員だけでなく、利用者の方にもとても良い影響になっています。例えば、コミサポがいないときには部屋にずっとこもっているだけだった方が、コミサポの声掛けで「ちょっとお茶でも飲もうか」と集まってきて、皆さんとても楽しそうなんです。

今は約60名のサポーターが活躍していて、サポーターの方々も「働ける時間にだけ働けて嬉しい」「少しでも社会の役に立てていてやりがいを感じる」と喜んでくれています。わたしたち職員も、利用者の方も、そしてサポーターの方々もみんなが嬉しい制度ですね。

最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

未経験でも、それこそ10年ブランクがあっても、「挑戦したい」という気持ちをとても大切にしてくれる会社です。職員みんな仲が良いのはもちろん、言いたいことを言いやすい社風なのも働きやすいポイントです。「フルタイムで介護士として働くのは勇気がいる…」という方は、ぜひサポーターから始めてみてください！