ケアマネージャーとしてどのようなお仕事をしていますか？

入居者の方の身体の状態を見ながら、その方の目標を明確にし、目標達成に向けてどのようなサービスが必要かを考えてケアプランを作成しています。

ケアプランというのは、例えば入居者の方が「下肢筋力の維持や向上」を目標にしている場合、歩行器で歩く機会を多く設定する必要があり、そのためにはどうしたら良いかを具体的に落とし込んでいきます。作成にあたっては施設職員と担当者会議で相談して、様々な知見を集めて形にしていきます。ケアプランは私たちが身体の状態を見て勝手に作成するのではなく、入居者の方の意向はもちろん、家族の意向も確認してプランに反映していくものです。

施設ケアマネージャーと居宅ケアマネージャーの違いを教えてください

施設ケアマネージャーは、弊社のように施設に入居している方のケアプランを作成するのが主な役割です。施設の中ですべてを完結させるケアプランを作成するので、施設の職員にどのようにサービスを提供してもらうかを考えていきます。そのため、各職員との連携が非常に重要です。

居宅ケアマネージャーは、入居者以外の方が対象となるので、デイサービスやその地域にあるサービスを組み合わせてケアプランを作成していきます。対象者の生活を支えるにはどのようなサービスをどのように組み合わせるのが良いかを考えるため、施設ケアマネージャーとは全く異なる仕事です。

キャリアアップまでの道のりを教えてください

最初はケアマネージャーとして入社して、現場でケアマネジメントを行いつつ、施設長をサブで支える“部署長メンバー”としても働いていました。その後、2年目に管理者の補完者という形で、色々と施設運営面のサポートや入居者の方のサポートをしていました。そして3年目で施設長になりました。

元々キャリアアップを目指していたのですか？

正直、最初から「施設長になりたい！」「キャリアアップしたい！」という気持ちがあったわけではありません。入社してすぐに、施設管理者の方と一緒に“どうやって施設を良くしていくか”を考えていった結果、自然な流れで部署長メンバーになった…という感じです。

上を目指したいというよりは、もっと施設を良くしていきたいという気持ちが大きかったように思います。その中で、会社から「上を目指す気はある？」と聞かれて、施設運営にもっと関わっていけるなら目指したいと思い「あります！」と答えました。そして昇格試験を受けて、晴れて施設長として働かせていただいた…という流れです。

私はケアマネージャーとしての入社でしたが、他にも色々なルートでキャリアアップを目指せます。例えば介護職員として入社して、介護リーダーという形で上がっていき、施設運営に挑戦する道もあります。そういう意味では、どの職種で入社しても挑戦しやすい環境です。

最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

弊社は面談の機会も多く、面談の中で個々のキャリア形成について会社が本気で考えてくれるのが魅力です。自分のキャリアについて漠然としている方も多いと思いますが、会社が一人ひとりの働きぶりや適性・希望に合わせて色々と考えてくれるので心配ありません。最終的に管理職を目指したい方はもちろん、今より少しでも上を目指したいという気持ちがある方は、ぜひ弊社に来てください！